「甘酒」の魅力

ここ数年、注目されている「甘酒」。甘酒には、健康と美容に良い成分が多く含まれていることから飲む美容液や飲む点滴とも言われています。今回は甘酒の魅力についてご紹介します。

 

甘酒の種類

甘酒には原料と製造方法が違う2種類の甘酒があります。主原料が米麹である米麹甘酒と主原料が酒粕である酒粕甘酒です。それぞれの特徴についてご紹介します。

 

米麹で作る米麹甘酒

お米をつぶし、それに水と麹菌を加え、発酵させて作る方法です。米麹甘酒は、100gで約81kcalと低カロリーで栄養価も高く、麹本来の自然な甘さがあります。アルコール成分がないのでお子様や妊婦さんも飲める甘酒です。

 

酒粕で作る酒粕甘酒

酒粕に砂糖などの甘味を加え、加熱して作る方法です。甘みが少ないために砂糖を加えて作ることが多くカロリーも100gで227kcalと高めです。原料の酒粕にアルコール成分が含まれていますので、ご注意ください。

 

甘酒の豊富な栄養成分

甘酒の美容効果に注目が集まっていますが、甘酒はたくさんの種類の栄養成分を含んでいる栄養価の高い飲み物です。甘酒には、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、食物繊維、オリゴ糖、ブドウ糖、コウジ酸、アミノ酸などの成分が含まれています。これらの栄養成分は、病院で栄養補給のために打つ点滴に含まれる成分とほぼ同じであることから「飲む点滴」とも言われています。また、甘酒に含まれているビタミン類は天然成分ですのでサプリメントなどのビタミン類と違い、吸収率が90%以上にもなると言われています。

 

甘酒で得られる効果

甘酒には健康や美容に様々な効果があると言われていますが、どのような効果が期待できるかをご紹介いたします。

腸内環境改善

甘酒は、食物繊維やオリゴ糖の成分を豊富に含んでいます。食物繊維やオリゴ糖は、腸内の善玉菌であるビフィズス菌や乳酸菌のエサとなり、腸内環境を整え腸の働きを良くする効果があると言われておりますので、腸内環境が良くなり便秘の解消へと繋がります。また、便秘が解消されることで、体内の老廃物も外に出ますので、吹き出物などのお肌トラブルの改善にも繋がります。

 

アンチエイジング

お肌が酸化することで老化を加速させます。甘酒には、抗菌・抗酸化作用および活性酸素を除去、老化防止効果があると言われているフェルラ酸が含まれています。また、甘酒には100種類以上の酵素も含まれており、酵素を体に取り入れることで代謝があがり、細胞が入れ替わることでアンチエイジング効果も期待できます。

 

疲労回復

甘酒は、昔は夏バテ対策の飲み物として飲まれていました。甘酒には、消化吸収を助ける消化酵素やエネルギーを効率よく転換するビタミンB郡が豊富に含まれており、これらは食事をした時に効率よく身体に栄養を取り込む事を助けます。また、甘酒に含まれているブドウ糖やオリゴ糖は、疲労回復を促す効果もあるため、滋養強壮の効果が高いと言われています。前述の通り、病院の点滴に含まれる成分とほぼ同じ栄養成分が甘酒には含まれています。

 

ダイエット

一つは腸内環境の改善によりお通じが良くなることもダイエットに繋がります。それ以外にも、甘酒に含まれるパントテン酸は、脂肪や糖分をエネルギーに変換する働きを持っているために、余分な脂肪や糖が身体に溜まることを防ぐと共に、脂質の代謝を促進させるビタミンB群も豊富で且つ、脂肪燃焼効果があるリパーゼという酵素も含まれているので、脂肪を燃焼しやすくする働きがあることからダイエット効果も期待できます。

 

美白・美肌

甘酒の原料である麹に抗酸化作用があるコウジ酸が含まれています。このコウジ酸は、シミの元となるメラニン生成を抑制し、シミやくすみを防いでくれる効果があるといわれております。また、ビタミンB1、B2、B6のビタミンB群は、お肌の細胞を活性化させてターンオーバーを促す効果があると言われており、ビタミンB2とB6を一緒に摂ると、お肌の再生力がさらにアップしますので、美肌効果がより期待できます。また、甘酒には、私たちの体内では生成することができない「必須アミノ酸」が含まれており、アミノ酸は新陳代謝を活発にしてくれる働きがあるので、肌荒れやニキビなどのお肌トラブル解消の効果も期待できます。

 

飲む美容液、飲む点滴と言われるように甘酒には様々な魅力があります。しかし、飲み始めてすぐに期待する効果が出るものではありません。継続することで様々な効果が期待できますので、気長に飲み続けてみてはいかがでしょうか?